2020年5月5日火曜日

SCCM Client Agent のパッケージ配信インストール方法

SCCM Client Agent をパッケージ展開してClient Agent をインストール(アップグレードも可)する場合、まずプライマリサイトサーバの最新バージョンのClientフォルダを展開のパッケージ作成時に指定するフォルダにコピーします。

デフォルトでClient フォルダは以下になります。
C:\Program Files\Microsoft Configuration Manager\Client

そのフォルダ内に下記のサンプルコマンドを持つバッチファイルを「install.bat」として保存します。

■サンプルコマンド
 \\<ServerName>\<ContentsPath>\ccmsetup.exe /source:"\\<ServerName>\<ContentsPath>" SMSSITECODE=<SiteCode>
※適宜、管理ポイントを指定するオプション等を追加してください。 (*1)

パッケージ展開作成時に、[このパッケージにソースファイルを含める] を選択して、先ほどコピーしたフォルダを選択し、コマンドラインに下記のように指定します。
%windir%\sysnative\cmd.exe /c install.bat

こちらのパッケージを展開すれば、クライアントのインストール、もしくはアップグレードが可能になるかと思います。
すでにClient Agent がインストールされているクライアントにインストール(アップグレード)する場合、サイズの制限に達していなければ、ccmcache は削除されませんので、検証してみてください。

(*1) CCMSetup.exe のコマンドライン パラメーター

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