2023年1月17日火曜日

Microsoft Defender v1.381.2140.0 によるショートカット破壊について

先日、更新プログラムをインストールし、再起動後、ショートカットが消えてなくなる事象が発生しました。

発生後、よくよく見ると、Microsoft Defender v1.381.2140.0 が原因で事象が発生するみたいですね。

イメージとしては、以下の画面キャプチャの赤線が引いてある「新規」と記載があるものが消えておりました。



上記のものは自分の中で必須ではないので、復旧しなくてもよかったのですが、下記の通り、Microsoft から復旧スクリプトがリリースされていたので試してみました。

Recovering from Attack Surface Reduction rule shortcut deletions - Microsoft Community Hub

スクリプトは以下にあります。

MDE-PowerBI-Templates/AddShortcuts.ps1 at master · microsoft/MDE-PowerBI-Templates · GitHub


AddShortcuts.ps1 というファイルですね。

こちらをコピペでも何でもよいので、ps1 ファイルとして保存し、実行しました。




とりあえずこちらのエラーは以下のコマンドで回避しましょう。

Set-ExecutionPolicy bypass -Scope Process -Force


再度実行してみたところ、下記の出力がされました。


見た感じ、私の端末は該当しないバージョンです、という感じの出力がされています。

これは、事象発生後に2日程度経っていたため、すでに事象解消バージョンのDefender がインストールされているので、このような表示になっていると思われます。

ただ、強制実行できるみたいで、「-ForceRepair」パラメーターを追加してね、ということのようなので、再度追加して実行してみました。

すると、以下のような出力でした。


これが完了すると、この記事の1つ目の画面キャプチャにあるように、「新規」という表示と共にショートカットが復活しましたので、困っている方はお試しいただければと。

2023年1月14日土曜日

[ 2023年版 ] 某外資系IT企業サラリーマンがお薦めするキーボードの選び方

みなさま、こんにちは。

高級キーボードについては、色々なところで打鍵感の話とか手首の疲れ方とかが批評されていると思いますが、私が考えるキーボードの選び方、というものを書いていきたいと思います。


まず、私自身、タイピングするときに矢印キーを多様することが多いため、新卒時代から東プレのテンキーレスタイプのキーボードを使っています。


矢印キー多様するのは、Ctrl キーと一緒に利用することが多いです。

コード書くときは emacs ですが、書かないときでコードリーディングするときや、Excel で行列を一気に移動するときによく使います。

また、メール書くときも同じように利用するので、矢印キーは欲しいですね。


ちなみに、私が所属しているチーム(10数名)のキーボード事情ですが東プレ2名、HHKB 1名、FILCO1名、他といった感じです。

他のチームを見ると、これらの他にエルゴノミクスデザインを利用している人も多かったです。


私が利用しているのは少し古いモデルの以下ですが、一番リーズナブルで初めて高級キーボードを利用する人にもお薦めです。(失敗してもHHKB ほどダメージは無いですねw)

東プレ REALFORCE R2 テンキーレス 日本語配列 静電容量無接点方式 USB 変荷重 昇華印刷 かな表記あり アイボリー R2TL-JPV-IV


現時点での最新モデルはこちらになりますかね。

ちなみに、私の高級キーボードデビューは以下です。

ただ、いつも気になるHHKB ですが、以下の日本語配列のものは矢印キーがあるので、次はこれを買おうかなと考えています。
ただ、価格帯だけ見ると、やはり東プレの方がリーズナブル。
HHKB の利点はコンパクトであることだと考えています。
どちらも静電容量無接点方式です。簡単に言うと、特定の箇所までキーが押し込まれると電極軸が近づいて入力を認識する方式になります。

フルリモートでの仕事なのですが、ノートPC と共に持ち運びたい人はHHKB 一択でよいと思います。

余裕があれば2台持ちがよいですね。

2023年1月12日木曜日

KB5015684 について

有効化パッケージ、もしくはイネーブルメントパッケージと呼ばれるWindowsOS のバージョンをアップグレードさせる更新プログラムがあります。


今回は、22H2 にアップグレードさせるための更新プログラムでKB5015684 についての記事になります。


公開情報はこちら。

KB5015684: 有効化パッケージを使用したWindows 10バージョン 22H2 の注目の更新プログラム


こちらですが、動的更新(Dynamic Update)という機能(アップグレード後、自動で必要な更新プログラムを適用してインストールする機能)が動作するのか調べたところ、動的更新はFU(機能更新プログラム)に適用されるものであるため、イネーブルメントパッケージは関係がないようでした。


KB5015684 のイネーブルメントパッケージを適用した場合のOS Version について、公開情報に記載がありませんでしたので、検証してみました。

結果は「19044.2130」から「19045.2130」となります。

つまり、メジャーバージョンが1あがったことになります。

適用前


適用後



また、この有効化パッケージについては、Microsoft カタログには公開がされていないため、このカタログサイトからはダウンロードできず、単体でインストールすることもできませんので、ご注意ください。


有効化パッケージを利用する場合は、WindowUpdate/MicrosoftUpdate やWSUS、ConfigMgr といった製品を利用しての配信が必要になります。