有効化パッケージ、もしくはイネーブルメントパッケージと呼ばれるWindowsOS のバージョンをアップグレードさせる更新プログラムがあります。
今回は、22H2 にアップグレードさせるための更新プログラムでKB5015684 についての記事になります。
公開情報はこちら。
KB5015684: 有効化パッケージを使用したWindows 10バージョン 22H2 の注目の更新プログラム
こちらですが、動的更新(Dynamic Update)という機能(アップグレード後、自動で必要な更新プログラムを適用してインストールする機能)が動作するのか調べたところ、動的更新はFU(機能更新プログラム)に適用されるものであるため、イネーブルメントパッケージは関係がないようでした。
KB5015684 のイネーブルメントパッケージを適用した場合のOS Version について、公開情報に記載がありませんでしたので、検証してみました。
結果は「19044.2130」から「19045.2130」となります。
つまり、メジャーバージョンが1あがったことになります。
適用前
適用後
また、この有効化パッケージについては、Microsoft カタログには公開がされていないため、このカタログサイトからはダウンロードできず、単体でインストールすることもできませんので、ご注意ください。
有効化パッケージを利用する場合は、WindowUpdate/MicrosoftUpdate やWSUS、ConfigMgr といった製品を利用しての配信が必要になります。
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